閉会のご挨拶

第30回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
大会長 和田浩一

和田大会長 大会でのあいさつの写真

大会テーマを「未来を語ろう! ~誰一人取り残さない!視覚リハのSDGs~」とし、30年の節目となる研究発表大会を名古屋での現地開催とオンデマンド配信で開催することができました。新型コロナウイルスの影響で、現地開催は3年ぶりでした。

7月15日から3日間の現地参加者は研究発表大会及び機器展示合わせて375名、オンラインの参加が68名、合計443名でした。

また、8月5日から約2か月間のオンデマンド配信のトータルでの視聴数は、4,171回でした。さらに、現地での機器展示に加えてオンライン機器展示をウェブで10月末まで配信し、大会の全プログラムが終了いたしました。

大会にご参加いただき、運営にもご協力をいただきました皆様に心より深くお礼申し上げます。現地開催の直前に新型コロナの第7波が始まり、現地参加ができなくなった方も多数いらっしゃいましたが、ご参加いただいた皆様には感染防止にご協力いただき、大会運営にも積極的にご協力をいただき、スムーズな運営ができましたことに重ねて御礼申し上げます。皆様と共に大会運営を行い視覚リハが未来に向かって着実に歩むことを強く実感しました。

視覚リハSDGs企画の講演やシンポジウムでは、視覚リハ各分野の30年の歩みを振り返り未来に向けて踏み出すチカラをいただきました。そして、各分科会の活躍がカガヤク大会だったと思います。

だれ一人取り残さない視覚リハを目指して視覚リハ協会の存在意義を改めて認識するとともに、新型の感染症や大災害など様々な困難に直面する中で、よりよく持続するよう変化し続けることが重要であり、目標に向かって共につながり研究や実践を深めて視覚リハを持続発展させたいと強く感じる大会でした。

最後に本大会に関わっていただいた全ての皆様に深く感謝し、感動を分かち合えたよろこびを来年の大会に繋ぎたいと思います。

第30回大会終了後のスタッフ記念撮影

研究発表、ポスター発表等のオンデマンド配信は終了しました

9月30日をもちまして、研究発表、ポスター発表、研究トラの巻、および視覚リハSDGs企画のオンデマンド配信は終了しました。
多くのご参加を誠にありがとうございました。
オンライン機器展示会は10月31日までです。ぜひご覧ください。

オンデマンド配信を始めました。こちらからご覧ください(パスワード入力必要)

大会プログラム(一部を除く)のオンデマンド配信を始めました。9月30日まで配信します。ご覧いただくには、参加者の皆様にメールでお送りしたパスワードを入力いただく必要があります。
質疑応答も受け付けています。ぜひオンデマンド配信にご参加ください。

演題取り下げのお知らせ

下記の演題は抄録集に掲載されていますが、取り下げとなりました。

  • O-09 当事者の求める視覚支援学校卒業後のキャリアアップを目指す支援のあり方

また、下記の演題はオンデマンドでの配信が取り下げとなっています。

  • P-11 視覚障害者における国家試験受験 ゆいまーる会員弱視者の受験の工夫と配慮(1報)

詳しくは下記の正誤表をご確認ください。
プログラム・抄録集 正誤表

オンデマンド配信・懇親会の参加情報を記載したメールをお送りしました

8月1日(月曜日)に、大会参加申込時に登録されたメールアドレス宛にオンデマンド配信と懇親会の参加に必要な情報をお送りしています。

オンデマンド配信と懇親会は、参加費をお支払いになられた方が対象となります。
第三者への参加情報の譲渡や共有を固く禁じます。

参加費をお支払いになられた方でメールが届いていない場合は、迷惑メール等に振り分けられていないかご確認の上、大会事務局までお問い合わせください。

なお、現地で参加申し込みをされた方につきましては、当日お知らせしたオンデマンド配信用メールアドレス登録フォームにご登録いただいた方のみにお送りしております。ご了承ください。

また、7月18日(月曜日)以降の「参加者 追加募集」でお申し込みになられた方につきましては、7月末時点で参加費の入金が確認できた方のみにお送りしております。
参加費のお支払いがまだの方につきましては、参加費の確認ができました時点で、ご登録いただいたメールアドレス宛に参加情報をお送りいたします。お早めにご入金いただくようにお願いいたします。

問い合わせ先:E-mail: 30th_taikai_nagoya@jarvi.org

参加者追加募集のご案内

第30回視覚障害リハビリテーション研究発表大会は、多数の参加者をお迎えし、無事現地での開催を終えることができました。

ヘッドセットがつながったパソコン

引き続き、8月5日(金曜日、20時〜22時)にはオンライン大会キックオフとしてオンライン懇親会を開催(登録不要)し、8月5日~9月30日の期間でプログラム(一部を除く)のオンデマンド配信を予定しております。

そこで、本日7月18日より、参加者の追加募集を行います。
現地での参加登録を予定されていた方の中には、感染拡大の影響により参加を見送られた方も多数おられるかと思います。
追加募集にお申し込みいただければ、オンラインでの懇親会への参加とオンデマンド配信の視聴が可能です。当日参加を見合わせた方も、ぜひご参加ください。
募集期間:7月18日から9月15日

※事前参加登録、現地での当日登録をされた方は、追加のお申込みは不要です。

以下のリンクより参加登録が可能です。案内をご確認のうえお申し込みください。

オンデマンド配信に関するご案内は以下をご確認ください。

情報アクセス分科会企画 最新機器体験会「あなたのお眼鏡にかなう!?メガネ型支援機器大集合」のご案内

近年、メガネ型の視覚支援機器が数多く発売されていますが、それらを実際に体験して比較ができる機会はなかなかないと思われます。この企画ではいくつかの機器を比較した上で意見交換することで、よりそれぞれの機器のメリット・デメリットを発見し支援につなげることを目的とします。

開催要領

【日時】7月15日金曜日 14時~16時

【場所】名古屋国際会議場4号館3階431・432会議室(現地のみ)

【参加資格】大会参加登録者限定

紹介&体験機器

① オーカムマイアイ2:株式会社システムギアビジョン

メガネに装着し、指差しなどのジェスチャーで、目の前の文章を撮影し、音声で読み上げます。また、人の顔認識、紙幣や色の識別、バーコードによる商品情報の確認も可能です。

② エンジェルアイスマートリーダー:株式会社システムギアビジョン

メガネに装着し電源を入れると、目の前の文章を撮影し、音声で読み上げます。原稿の位置をガイドする音声ガイド機能付き。

③ エンビジョングラス:有限会社エクストラ

視覚障害者支援アプリ「Envision AI」と連携して使用する視覚障害者向け高性能ウェアラブル端末です。本体部分にはカメラと小型ディスプレイ、スピーカーが搭載されており、エンビジョングラスを掛けた状態で、カメラに映る文字や物、人の名前を読み上げたり説明したりすることが可能です。また、通話機能があり、遠隔の人のサポートを受けることもできます。

④ SYN+:株式会社Raise the Flag.

視覚に頼らず「正確に」「感覚的に」周囲の環境を認知できる機能をコアに、生活における全てのシーンにおいて単独で対処できる機能を搭載している次世代型デバイスです。

なお、体験は情報アクセス分科会登録者から公募した方に体験していただきますので、参加者すべての方が機器を実際に体験できるものではありません。ご了承ください。


※他の分科会でも企画を実施しています。詳しくはプログラムや抄録集をご参照ください。