近年、メガネ型の視覚支援機器が数多く発売されていますが、それらを実際に体験して比較ができる機会はなかなかないと思われます。この企画ではいくつかの機器を比較した上で意見交換することで、よりそれぞれの機器のメリット・デメリットを発見し支援につなげることを目的とします。
開催要領
【日時】7月15日金曜日 14時~16時
【場所】名古屋国際会議場4号館3階431・432会議室(現地のみ)
【参加資格】大会参加登録者限定
紹介&体験機器
① オーカムマイアイ2:株式会社システムギアビジョン
メガネに装着し、指差しなどのジェスチャーで、目の前の文章を撮影し、音声で読み上げます。また、人の顔認識、紙幣や色の識別、バーコードによる商品情報の確認も可能です。
② エンジェルアイスマートリーダー:株式会社システムギアビジョン
メガネに装着し電源を入れると、目の前の文章を撮影し、音声で読み上げます。原稿の位置をガイドする音声ガイド機能付き。
③ エンビジョングラス:有限会社エクストラ
視覚障害者支援アプリ「Envision AI」と連携して使用する視覚障害者向け高性能ウェアラブル端末です。本体部分にはカメラと小型ディスプレイ、スピーカーが搭載されており、エンビジョングラスを掛けた状態で、カメラに映る文字や物、人の名前を読み上げたり説明したりすることが可能です。また、通話機能があり、遠隔の人のサポートを受けることもできます。
④ SYN+:株式会社Raise the Flag.
視覚に頼らず「正確に」「感覚的に」周囲の環境を認知できる機能をコアに、生活における全てのシーンにおいて単独で対処できる機能を搭載している次世代型デバイスです。
なお、体験は情報アクセス分科会登録者から公募した方に体験していただきますので、参加者すべての方が機器を実際に体験できるものではありません。ご了承ください。
※他の分科会でも企画を実施しています。詳しくはプログラムや抄録集をご参照ください。