主催元・情報提供元: 視覚障害リハビリテーション協会 オリエンテーションとモビリティ分科会
オリエンテーションとモビリティ分科会では、第29回視覚リハ研究発表大会(岡山大会)において講演会を行いますのでご案内いたします。講演題目は「視覚障がい者の単独移動を支援する設備等の現状と今後の課題」で、講師は岡山県立大学名誉教授の田内雅規氏です。
歩道や駅のホームに敷設されている黄色い点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)や歩行者用交通信号の青灯に連動して吹鳴する音響信号機をよく見かけると思います。これらはともに視覚障がい者の単独移動を支援する設備ですが、1950年代から60年代にかけて日本で発明されたことをご存じでしょうか。
さらに、2000年代に入り、これらに大きな変革がありました。点字ブロックについては規格の制定、音響信号機については「鳴き交わし式」の開発です。
講師の田内氏は、これらの両方のプロジェクトにおいて中心的な役割を果たしてこられました。プロジェクトの経緯や苦労話等、興味深いお話が伺えると思いますので、多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
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