第28回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
大会長 佐渡 一成
盛岡大会まで1ヶ月を切りました。沢山の方の参加をお待ちしています。
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第28回視覚障害リハビリテーション研究発表大会盛岡大会まで1か月を切りました。
3年前、大会開催に手を挙げたきっかけは「東日本大震災の教訓をしっかり伝え、残したい」という思いでした。その後の災害対応の報道をみていると、3.11の教訓は本当に生かされているのだろうかと心配になります。特に災害弱者、情報弱者になりやすい視覚障害者の安全確保を考えた時、要支援者登録や福祉避難所の準備は未だに不十分ですので、しっかりと対策を確立しておかなければなりません。
また盛岡大会は、東日本大震災の被災地を含む北東北の視覚リハを盛り上げることも目的の一つでしたので、プレ企画など積み重ねながら準備をしてきました。
盛岡大会のテーマは「視覚リハの最先端と最前線」です。
大会では「最先端を紹介します、最先端に触れていただけます」そして「最前線を活性化するために問題点を掘り下げ、解決策を探ります」。
特別講演は、福島県ロービジョンネットワークの八子恵子さんにお願いしました。地域での視覚リハの立ち上げから、将来の展望までをお聞きできると思います。
シンポジウムは、プレ企画に参加した当事者・支援者双方の意見から「就労」「補助具を届けている現場」を取り上げます。また、災害対策についても一緒に考えます。そして例年通り、最新の支援機器が勢ぞろいします。
懇親会では被災地の郷土料理や地酒もお楽しみいただきます。(たくさん食べて飲んでいただくことが復興支援にもなります。)
多くのかたの参加による日々の活動発表と活発な討論が視覚リハの最前線に活力を与え、地域の視覚リハを育てますので、2019年7月26日(金)から28日(日)は是非、盛岡大会にご参加ください。大会スタッフ全員でお待ちしています。
詳しい内容は盛岡大会ホームページから